地中海クルーズ6

「フォーマルウェアで悩む」

クルーズ船は大きく三つのカテゴリーに分けられており、上からラグジュアリークラス、プレミアムクラス、カジュアルクラスとなっています。
船の大きさには関係なく一番わかりやすい違いは料金です。
また、船の中でも船室によってクラス分けされています。

今回、パンフレットを見ると、この船のカテゴリーは一番下のカジュアルでした。
しかし、それでも船内7泊のうち、ディナー時のフォーマル着用が2回となっていました。

私が前に乗った船はカジュアル船でしたが、服装についての規定はなく、レストランも好きな時間に予約できました。
おかげで気を遣わずに過ごすことができましたが、フォーマル指定となるとちょっと事情が違います。

フォーマルウェアで私が連想するのはクイーンエリザベスの乗客が颯爽と黒のタキシードを着てテーブルに着く姿です。
それは私には絶対に無理です。まったく似合わないので笑いものにしかなりません。
そうなると正装の日はレストランに行かず、ブッフェレストランで何か食べているしかありません。
ただ、フォーマルの日はディナーのメニューが一段と豪華になるのだそうです。悔しい。

そう思ってわたし、色々情報収集をしました。
そうしたら、どうやらカジュアル船はタキシードの着用率が低いということがわかったのです。
ラグジュアリー船のクイーンエリザベスなどでは8割以上もタキシードを着るそうですが、カジュアル船では2割程度ということです。
それならスーツにタイでも何とかなりそうです。

それでも前回の失敗(2016年4月26日のブログに書いてあります)に懲りて今回は大型スーツケースに入るだけの服と靴3足を詰め込んで持っていくことにしました。
この船ではディナーのテーブルと時間が毎日決まっていて同じ顔ぶれで食事をします。
そうなれば男といえども服装には気を遣わなければなりません。
初めから7回分の衣装を考えて持つことにしました。

このためスーツケースは大小二つになりました。でも船旅は自分で持ち歩く部分はまったくありませんから楽です。
バスから船室まで運んでもらったスーツケースを開き、すべての荷物を取りだし船室のクローゼットに収めてしまえば後はスーツケースを開くこともありません。
男でも服装に関してはそんな感じですから女性はなおさら大変です。

後から参加することになった知り合いの姉妹は、食事の時に日本人の女性たちがどんな服装をしているのか、私が前回撮ってきた写真を熱心に見て話し合っていました。
ただ、ツアーでなく個人で乗船するのであればまったく気にすることはないのですが。


この後は日本に帰ってから実際にクルーズに行ってきた話を掲載します。
しばらくお待ち下さい。


【船室のクローゼット】

c0133340_21084200.jpg


〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-17 08:34 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

地中海クルーズ5

「マルタ共和国」

私がこの旅行で楽しみにしているのがマルタです。
イタリア・シチリア島の南にある人口約40万人の小さな島ですが、れっきとした独立国です。
名前は知っていても日本からの直行便があるわけでなく、行くためにはそれなりの気合いが必要です。

そんなマルタですが、今回のツアー日程を見たときにすぐ決めたのもなかなか行けないマルタ寄港があったからです。

マルタは聖ヨハネ騎士団の本拠地として知られますが、その歴史は古く紀元前4000年頃の遺跡も発掘されています。

船は1日だけのバレッタ寄港ですが、幸いなことに旧市街地は船が停泊する港からすぐ近くにあり、歩いて回ることができます。
ただ、小さい割には見所の多い島なので1日だけでは到底足りません。
今回は旧市街地にある聖ヨハネ騎士団に関連する施設を見るだけで終わりそうです。

先日、驚いたことに本屋さんで「地球の歩き方Plat・マルタ」というガイドブックを見つけました。
アジアなどの観光地と違って日本から訪れる人はそう多くないと思いますが、この本離れの時代によくマイナーな本を発刊したものだと思ってしまいました。
果たしてどれだけ売れるのかわかりませんが、その英断に感謝して買ってきてしまいました。

余談ですが、マルタは女優の柴咲コウさんが一時期、滞在したことのある島です。
私はテレビ番組のアナザースカイで知りました。
語学留学の地に選ぶ日本人もいるようです。

c0133340_21043782.jpg

〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-16 08:31 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

地中海クルーズ4

「観光は自分で」

クルーズのコースですが、スペイン・バルセロナを出発し、フランス・マルセイユ、イタリア・ジェノバ、チビタベッキア、シチリア島・パレルモ、マルタ・バレッタと地中海を巡り一週間後、バルセロナに戻ります。

こうした地中海のクルーズには多くの船会社が競って様々な船を就航させており、いわば激戦区となっています。
どこの港に着いても隣の岸壁に大型船が停泊しているといった感じです。
そこにまた新しい大型船が割って入ったという感じです。
こうなると港に停泊するための岸壁があるのかなという心配までしてしまいます。

また、前回は港に着くとオプショナルツアーに申し込んでバスで観光に出かけたのですが、今回はまったく申し込みをしないことにしました。
地中海沿いの都市はいずれも港から近い場所に築かれていますし、一度、船旅を経験したら高いオプショナルツアーで中途半端に回るよりも、自分で自由に回った方がいいということに気が付きました。

というわけで船から降りたらバスや電車などで周辺の観光をする予定です。
このため、事前の下調べは欠かせません。
電車といっても一時間に1本しか走っていない時間帯もあるので、帰船時間までに戻れるかどうかの見極めが必要になるのです。
これが船会社主催のオプショナルツアーであればバスが遅れても待っていてくれますが。

ちなみにこの船は地中海に面した6カ所の港を1週間かけて回り、これをずっと休むことなく何ヶ月も繰り返しているのです。
朝に港に着くとお客さんを観光に送り出し、ゴミを陸揚げすると今度は食材などを積み込み、部屋を掃除し、夕方、戻ってきたお客さんとともに出港するというパターンです。
このため船員さんは何ヶ月も休みなしで働きます。大変です。

また、この船の特徴として地中海の寄港地ではどこからでも乗船や下船ができ、好きなところから乗って好きな場所で下りることが可能です。
日本からも色んなツアーが組まれていて、中にはジェノバから乗船しバルセロナで降りる短期間のものなどもあって、旅行会社によっては同じ船に乗っても日数が違ったりします。


【フンシャル】

c0133340_21020800.jpg



c0133340_21030262.jpg

〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-15 08:24 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

地中海クルーズ3

「安さの秘密」

格安ツアーに使われる船はコストを下げるために様々な努力をしています。
超大型船を作り、船室の数を多くして一度に乗せる乗客の数を増やし一人あたりのコストを下げています。
その結果、朝のブッフェレストランなどは着席するのが難しいほど混み合います。船旅の優雅さとはほど遠いものです。
またアルコール類はすべて有料です。

さらに乗客に対する船員の割合もラグジュアリークラスの船に比べるとはるかに少なく、料理の食材なども大量に調達してコストカットしています。
それでもステーキやシーフードは出てきますし、私にしたら間違いなく豪華な食事です。

今回、乗ることになった船はイタリアの船会社MSCが昨年就航させたばかりの「メラビリア」という超大型船です。何と17万トンもあります。
前回乗った船も巨大だったのですが、それよりさらに大きいのです。最大乗客定員も5700名といいますからもう大変です。
船室によっては二段ベッドまであるそうです。

ところで二年前、同じようにバルセロナから大型船に乗って大西洋へ出た時もかなり安いツアーでした。
それには訳があって、その会社が大西洋の島々を巡るコースを初めて運航するにあたってPRのためツアー会社に格安で卸したためということでした。
しかし、翌年の冬シーズン、この船は地中海に活動の場を移していました。
今では料金が跳ね上がって私が乗れるような額ではなくなりました。
格安クルーズといってもスポット的に出てくるので常にアンテナを張っておくことが必要です。

この船も新造船なので知名度を上げるために赤字覚悟でツアー会社に卸しているのでしょう。
もしかすると1泊3食付き5000円といったところかも知れません。
それなら14万8千円でもツアーができそうです。
おそらく来年になれば間違いなく倍くらいの料金になっていることでしょう。

c0133340_21000154.jpg

c0133340_21011448.jpg


〓旅の話~あれこれ〓



# by world-traveler | 2018-01-14 08:21 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

地中海クルーズ2

「格安クルーズ」

今回、見つかったクルーズはスペイン・バルセロナから出発して地中海を巡るクルーズで船には7泊します。
それで一番安い内側船室の基本料金が何と14万8千円という安さでした。

日本からの往復航空券や毎日の豪華なディナーなどすべての食事が含まれます。ちゃんと添乗員さんも同行します。
もちろん一人で参加する場合はこれよりも高くなりますけど。

おそらくこのブログを見ている方も「クルーズでこんな安いのがあるなら行ってみたい」という思いを抱く方も多いのではないでしょうか。

何しろ日本ではクルーズは高いというイメージがあって、事実、地元新聞社が今年の秋に実施する飛鳥Ⅱによる秋田から釧路への(たった)二泊三日のチャータークルーズ料金が安い船室で約15万円ほどでした。
あまりに違い過ぎます。

今回、私は安さを追求するため内側の船室にしました。このため窓がありません。
それでも良しとしたのは地中海クルーズなので毎日、どこかに寄港することにありました。
つまり、日中は上陸して観光をしているので船にはいません。
夕方に船に戻ってきて食事をし、ショーを見て部屋に戻るのは寝る時です。
それなら窓がなくてもいいと思ったのです。
これが終日航海日が多いコースだと窓のない部屋はちょっときついかも知れません。

c0133340_20582452.jpg

c0133340_20590866.jpg


〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-13 08:17 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

地中海クルーズ1

「クルーズの魅力」

2年前に大型の客船に乗り大西洋クルーズを経験して以来、私の頭の中から「またクルーズに行きたい」という思いが離れませんでした。
それほどクルーズは魅力的だったのです。

船の上という非日常的な空間の中で朝に目覚めればどこかの港に着いている。
船から降りるとそこは昨日までとはまったく違う景色で、次の日の朝にはまた違う国に着いている。
そして日中の観光を終え、船に戻ればフルコースの食事やショーが待っているというのも非日常です。

そんなこれまでに経験したことのないクルーズの魅力にはまってしまったのは私だけではないようです。
昨年、飛鳥Ⅱを見学した時に、船内で2000泊もした方のネームプレートが掲げられていましたが、その気持ち、今ならわかります。

そんな魅力あふれるクルーズですが、また船に乗りたいと思っても容易ではありません。
何よりも料金が高いことが私が二の足を踏む主な理由です。
逆にいえば安ければクルーズに行くということなのですが。

ということで安いクルーズを探し続けていたら何と見つかったのです。信じられないような安いクルーズが。
ツアーなら安ければホテルが悪いとか食事が悪いとか色々ありますが、クルーズなら船に乗ってしまえば皆、平等です。安いだけ得というものです。
でも同じ日に同じ船に乗って同じクラスの船室に泊まったとしてもツアー料金は主催する旅行会社によってまったく違います。
ですから色々比較することが大事なのです。

そんなお得なツアーを見つけたら儲けものです。すぐに予約を入れました。
そして友人にもパンフレットを渡して勧誘です。
すぐに奥さんと共に一緒に行くことになりました。

他にも話を聞きつけた妻の友人からもぜひ行きたいという話がきました。
ただ、このツアーは人気が高いらしく、彼女が参加を決断した時は1月出発のツアーはほとんど満席となってしまい、我々とは別の日程で行くことになりました。
安いクルーズはクルーズデビューにも最適です。


【二年前に乗った大型船】

c0133340_20572637.jpg

〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-12 08:09 | 地中海クルーズ | Trackback | Comments(0)

今度は地中海クルーズ

今日はこれからから地中海クルーズに出かけます。
バルセロナから乗船し10日間の日程で地中海を巡ります。
クルーズは一昨年の大西洋クルーズに続きこれが二回目です。

海に出るため通信事情が悪くブログの更新ができませんので、今回も事前につくっておいた原稿をクルーズ期間中、順次、アップしていくよう設定していくことにしました。
もちろん、クルーズの内容は帰ってきてからブログに載せる予定です。

乗船地のバルセロナへ向かうため、今夜、成田空港から出発です。
どうして行くことになったのかについては明日からのブログに記します。


【バルセロナ港】

c0133340_20514540.jpg

〓旅の話~あれこれ〓

# by world-traveler | 2018-01-11 07:48 | その他 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークのメトロポリタン美術館といえば世界有数の美術館であり博物館ですが、その広さは目的を定めていかないととても回りきれないほどです。
それだけ充実した美術館でありながらこれまでは無料で見ることができました。

無料というのはちょっと語弊があって、ホールに入ると透明の大きなプラスチックの箱が置かれており、その上に寄付の目安となる金額が書かれています。
箱の中にはドルのほかに各国の通貨なども混じっているのが見えました。
ただ、金額の目安はあっても原則は寄付となっていたために必ずしも全員が入れているわけではありません。

私が2009年にアメリカ横断をした時の旅行記を調べてみると、チケット売り場に並び20ドルの入場料を払って入館証となるバッジを受け取ったと書いてありました。
もしかするとプラスチックの箱の話はどこかの美術館と混同しているのかも知れません。

いずれにしろ、任意の寄付だけでは運営していけなくなったとして3月から25ドルの有料となることが決まったのだそうです。
アメリカではワシントンのスミソニアン博物館群が同じように入場料は任意の寄付になっています。
日本ではあまり例がないスタイルですが、イギリスでも大英博物館では任意です。

しかしながらこれらの博物館はあまりにも大きく、運営経費も相当なものだろうということは容易に想像がつきます。
ボランティアなどの協力を得ながら運営したとしても、やはり任意ではどうにもならなくなってしまったようです。
また、昨年は寄付をした人が17パーセントしかいなかったといいますから有料化も仕方がありません。

ただ、一挙に25ドルの入場料では訪れる人が少なくなるような気がします。
まあ、暇つぶしに行く人ではなく、本当に見たいと思う人しか入らなくなれば混雑は少なくなって見やすくなることは確かでしょうが。

c0133340_10504743.jpg

〓旅の話~あれこれ〓

# by world-traveler | 2018-01-09 10:56 | その他 | Trackback | Comments(0)

一昨年2月、新千歳空港でJALの飛行機が待機中にエンジンから煙や炎が出たため、乗客が緊急脱出用シュートを使って機外に出るという事故がありました。
このほど、国交省の運輸安全委員会からその事故報告書が発表されたのですが、興味深い内容になっています。

報告書によれば、エンジンそのものに大きな問題はなかったのですが、この時、乗客が手荷物を持って脱出をしようとしたために混乱を生じたとして航空会社に改善を求めているのです。

そこで思い出すのは一昨年5月27日、羽田空港で発生した大韓航空のエンジン火災による脱出時の問題です。
一昨年6月20日のブログでも取り上げていますが、この時も滑走路上で脱出用シュートを使って機内から出たのですが、キャスター付きのバッグを持ったままシュートを滑り降りる乗客が多く問題になりました。
映像を見るとCAがそれを制止している風でもなくけが人も発生しています。

JALの事故の場合はCAがシューターの前で乗客が持っている荷物を取り上げたために、今度はその荷物を置く場所がなくなり、操縦室のドアの前に積み上げたために操縦士が出られなくなってしまったという問題が発生したということでした。

離陸前に放映されたり実演される緊急時の対応方法では、手荷物は持たないで脱出するということを説明しているのですが、イザとなれば持って逃げたくなるのが人情のようです。
それを制止して荷物を取り上げる必要が出てくると、できるだけ早く避難させようとしているCAの仕事は増えてしまいます。

このため、機内で行われる非常時の対応方法を説明したビデオでは、荷物を持ったまま降りるとなぜ危険なのかということをもう少し詳しく説明する必要がありそうです。
日本人なら理由がわかれば従うでしょう。

c0133340_16124577.jpg

〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-07 16:23 | 航空の話題 | Trackback | Comments(0)

社長の一人旅

旅行会社、HISの社長である沢田さんが3月から長期の一人旅に出るとして話題になっています。
半年もの間、上場企業の社長が病気でもないのに不在になるというのはなかなか考えられないことだからです。

今回、沢田社長が旅行に出る理由というのが世界を旅して刺激を受けたいというもので、ハウステンボスの劇的再生などに力を尽くしてきたにもかかわらず、さらに世界旅行を通じて次の事業展開につなげるネタ探しをしたいということのようです。

彼は学生時代にバックパッカーとして世界を歩くうちに、日本の航空運賃の高さに気がつき格安航空券の販売を手がけるようになり、それがHISの原点となったことは有名な話です。
私も昔、格安航空券を買いに新宿にあった彼が作った会社「秀インターナショナル」に行ったことがあります。

当時は航空会社の厳しい規制があって、団体用の航空券をばら売りする手法は問題視されたのですが、今では航空会社自らが格安航空券を発売するようになりました。
それも元を正せば彼が実現させたものです。

沢田さんは再びバックパッカーとしてあてのない旅行に出るようですが、おそらく忙しくて自由に旅行にも出かけられなくなくなってしまった自身に気づき、もう一度昔のような旅をしてみたいと思ったのでしょう。

私にはその気持ち、よくわかります。
彼は66歳といいますからそろそろ自由な旅行をするには体力的な問題も出てきます。
ぜひ気ままな一人旅を楽しんでもらいたいと思います。

c0133340_10114490.jpg

〓旅の話~あれこれ〓


# by world-traveler | 2018-01-05 10:18 | その他 | Trackback | Comments(0)