写真の取り込み

先日、ブログの記事に写真を添えるため保存してあるポジフィルムの中から目的の写真を探しました。

ポジフィルムというのはデジタル時代の今、ほどんど使われなくなったスライド用のフィルムで色の鮮やかさが特徴です。
(ちなみにスライドというのはこのフィルムを映写機で白い幕に投影して見るものです。学校などにある天井から投影するプロジェクター装置に似ています)


ところで私が2007年にデジタルカメラに切り替える前、旅先で撮る風景写真はほとんどこのポジフィルムで撮っていました。
しかし、このフィルムはお金がかかりました。
36枚撮りを1本買って現像に出すと全部で2000円もかかりました。
当然、シャッターを押すのは慎重になってしまいます。


探している写真は簡単に見つかりましたが、パソコンに取り込むためにはこれをデジタルの画像に変換しなければなりません。
そのためにはフィルムスキャナーという道具を用いるのですが、フィルムがほとんど使われなくなったためにこの機械も今は製造されていないのです。


私は10年以上前に販売された最後のあたりの機種を持っているのですが、今度はこの機械を動かすパソコンが必要です。
というのもスキャナーを動かすためのソフト古いため、今の新しいパソコンではうまく作動しないからです。


そこでこのスキャナーを動かすためだけに古いパソコンを保存しています。
でも長いこと使っていなかったので、うまく作動してくれることを祈りながら両者を接続してみました。
すると数年ぶりだというのに問題なく動いてくれました。


面倒な思いをしてセットしたのに1枚だけしかスキャンしないのはもったいないので、保存してある旅先で撮ったフィルムをすべてデジタル化してしまうことにしました。
それならフィルムスキャナーが壊れても画像は使えます。


何日かかかって数百枚をデジタル化しましたが、すべて古い写真ばかりです。
30年も前に旅先で撮った写真でも、ポジフィルムだけあって今も実に鮮やかに残っています。
しかし、それをデジタル画像に変換したとたん、デジタルカメラで普通に撮影したよりも色合いが損なわれてしまいました。


フィルムのような色鮮やかさは表現できませんが、機会があればブログで「写真展」でもしたいと思います。

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# by world-traveler | 2017-06-24 11:23 | 写真 | Comments(0)

20日に沖縄の梅雨について書いたばかりでしたが、昨日、沖縄の梅雨明けが宣言されました。
これからは九州に梅雨前線が移ってまた雨を降らせるのでしょう。

東北地方も一応、梅雨入りとなっていますが秋田はここしばらくは雨が降らないようです。


さて、昨日からJR東日本の「大人の休日パス」が利用できるようになりました。
年に3回だけのチャンスなので、いつもなら15000円の4日間乗り放題チケットで確実にどこかへ行っているところですが、今回はちょっと事情があって出かけられません。


というのも、先日、水道の漏水を直した業者の方から、地下に埋設してあるガス管も腐食して危ないと指摘されました。
見ると確かにひどい状態でした。40年以上も埋まったままです。
実は3年前にガス会社の方にも危険なので引き込み部分を改修しませんか?と言われていましたが、お金がかかるのでそのままにしていました。


自分の目で確かめてしまったのでこの機会に直そうを思い、ガス会社にお願いしたら今朝、トラックが何台もやってきて道路を掘り起こして工事が始まりました。
道路を一日、完全に閉鎖して車も迂回させています。
ガス工事は水道よりも大がかりなようです。


見ていると黄色い管を使っていたので、聞いてみたら今はポリエチレンの管を使って本管から引き込むので地震などの揺れに強いのだそうです。
確かに東日本大震災の時も電気は止まりましたがガスはちゃんと供給されました。
おかげで我が家ではガスストーブで暖をとることができたのです。


他にもちょっとした家のリフォームにも手をつけてしまったので家の中が騒音とほこりで工事現場のような大変な状態になってしまいました。
そんなわけで今回は旅行をあきらめ工事の様子を興味深くのぞき込んでいるところです。


「大人の休日パス」ですが、この後、8月下旬から9月上旬にかけても利用期間が設定されています。
LCCの特売期間中に格安チケットを買っておけば成田空港経由で九州へも行けます。
まだ行ったことのない場所はたくさんあります。

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# by world-traveler | 2017-06-23 14:37 | その他 | Comments(0)

先日、LCCのバニラエアで香港から成田空港に到着した一部の乗客が入国審査を受けずに入国してしまうという事件がありました。
到着した飛行機からバスでターミナルに乗客を運ぶ際、運転手が誤って国内線の到着口へ運んでしまったために、乗客がそのまま出口に向かってしまったというものです。


バニラエアでは昨年4月にも同様の事件が起きていますが、この時は台北から成田に向かった飛行機が成田空港の悪天候で着陸できず、一旦、中部国際空港に着陸した後、成田空港へ到着したというものでした。
運転手は中部国際空港から成田空港へ着いた便を国内線と勘違いしてしまったのが原因だったようで、国交省から厳重注意を受けバス会社と航空会社で事故防止のためにシステムを見直したはずでした。


それが今回は運転手の極めて単純なミスで国内線の到着口へ運んでしまったということのようです。


考えてみれば、どんなにバス会社と連携を密にしたところで今回のようなヒューマンエラーが起こる可能性はあります。
人間はミスをする動物なのですから。
このため、こうした問題を完全になくすとすれば、人間が犯したミスに対して警告してくれるシステムが必要になります。


それには、間違った到着口へ着いた場合、バスのドアが開かないなどの機械的なシステムと連動させることも有効でしょう。
また、今のカーナビは精密でメートル単位の位置情報を表すことができるわけですから、バスの司令室で間違いを発見することも可能です。
インプットした場所と到着した場所が違った場合、コンピュータの警告に基づいて司令室から運転手に確認すれば運転手がミスしてもカバーできます。


これだけ色んなことが進歩している時代ですから、ミスを犯した時に警告を発するシステムはそれほど難しいことではないと思うのですが。


【人間は「間違うもの」という前提で考える必要があります】

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# by world-traveler | 2017-06-22 10:01 | 航空の話題 | Comments(0)

沖縄の長梅雨

私、テレビの天気予報を見る時、つい自分の住んでいる場所とは関係のない沖縄の天気を見る癖がついています。
沖縄フリークとしてはいつも気になって仕方がありません。


その沖縄の天気ですが、今年は梅雨に入ると連日のように雨が降り続き、それもかなりの量の雨になっています。
北部では今月13日から14日にかけて6月としては観測史上最大となる大雨に見舞われ被害も出ています。


いつもの年ならば梅雨とはいっても一日中降り続くというのはあまりなく、雨の合間に太陽が顔を覗かせたりします。
それが今年はあまり晴れ間のない梅雨のようです。


気になって先日、知り合いに電話をしてみました。
すると「毎日、毎日雨ばかりでイヤになるさ~。家の中もあちこちカビが生えてきたさ~」という返事が返ってきました。


私、何度か沖縄で暮らしたことがありますから想像がつきます。
冬でしたが、マンションの天井に現れたカビが縁に沿って拡大し、一気に天井全体に広まった経験があります。


今年は冬から沖縄はあまり天気に恵まれず、やはり雨の多い冬でした。
もしかしてエルニーニョ現象が終わったことと関係があるんでしょうか。
昨年の今頃は梅雨明けを迎えていた沖縄ですが、週間予報を見るとまだ梅雨明けは先のようです。


そんな梅雨の中、訪れた観光客は観光をあきらめ食に狙いを変え楽しんでいる人もいるとのことです。
リゾートホテルでもこの期間、屋内プールをはじめホテル内で楽しめるよう体験型の手作り教室を開きガラス工芸や陶器作り、シーサー作りをしてもらったり、エイサーなどの民俗芸能を披露するなど色んなアイデアで勝負しているようです。


【沖縄のマンションの天井に発生したカビはこの後、数日のうちに反対側まで達しました。管理会社に連絡をするとその上から塗料を塗って消してしまいました。】

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# by world-traveler | 2017-06-20 10:16 | その他 | Comments(0)

熊の季節

県内では今の時期、あちこちで熊の目撃情報が寄せられています。
先日は横手市の中心部にある横手公園でも連日のように目撃され、昨日は二頭が捕獲されました。
地元紙には熊の目撃情報のコーナーも載っているくらいです。


熊のみならず最近はこれまでいなかったシカも県内で見かけるようになり、世界遺産の白神山地への侵入を防ぐ必要があるとして調査を始めています。
野生動物が増えている背景には手入れされない山林にも原因があるようですが、人口減少が続く秋田県としては簡単には解決できない難しい問題です。


私も写真を撮るために空港周辺のちょっとした高台に登ったりしますが、35年前に空港が建設された当初には更地だったその周辺も、その後、手入れされることもなかったために今では鬱蒼とした森になってしまったところが大部分です。


そんな中でよく見かけるのは天然記念物のカモシカで、写真を撮ろうとカメラを向けたとたん、急斜面を軽快に駆け上がり逃げていきます。
他にもイノシシが県内でも見つかるなど、野生の動物たちは生息域をどんどん北に伸ばしているようです。
それも自然保護(山林の放置)のおかげということでしょうか。


自然保護といえば先進国の専売みたいなイメージがありますが、決してそうではありません。ヨーロッパなどはとっくの昔にほとんどの自然を破壊してしまっています。


日本の場合、飛行機から見るとまず国土の大部分を占める急峻な山があり、その裾野に少し平坦な部分がある感じですが、ヨーロッパなどでは起伏が緩やかでほとんどが耕作地となってしまったため、上空から下を眺めると国境に関係なく延々と続く畑のパッチワークを見ることができます。


イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、スペインなど私が上空から見た景色はどこも耕作地と化していました。
最初に見たときは「ヨーロッパは一体、どこまで畑にしてしまったんだ?」という印象を持ったのを覚えています。
とても自然保護を語る資格などありません。


もちろん広大な森もあるのですが、ほとんどが畑に取り囲まれた中に「森」として保存されて残されているものです。
それは日本の山岳地帯に連なる自然の森とは根本的に異なります。
アルプスを除けば大型の動物はその移動が畑によって遮られ、限られた森の中で生息している感じなのです。


そうした地形と対極にある日本はもしかしてこの先、野生動物天国になってしまうのでしょうか。


【野生の熊の写真はないので山の写真です。飛行機から見たこれは立山連峰でしょうか?はっきりしません】

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# by world-traveler | 2017-06-18 09:44 | その他 | Comments(0)

AKBの総選挙中止で

先日もこのブログで触れたAKB48グループの総選挙ですが、沖縄の天候が思わしくないために開催前日の今朝、屋外会場でのイベントは中止と発表されました。
今年の梅雨は例年になく雨が多く、明日は雷も予想されるため屋外の会場では危険と判断されたようです。
総選挙そのものはメンバーだけで行われるようですが。

そして私の関心事は順位とかではなく主催者側が中止に対してどう対応するのかにありました。

ホームページを見るとオフィシャルツアーの旅行代金は全額返金となっています。
すでに飛行機やホテルの手配を終えているJTBとしてはこれから航空会社やホテルに対してキャンセル料交渉をしなくてはなりません。


ただ、航空会社やホテルにしてみれば今後のこともありますし、正規のキャンセル料を振りかざして要求するのは難しいことでしょう。
今後の送客を約束して収めることになるのでしょうか。


予想外だったのは大量に出ると思った飛行機の空席で、先程、今日、明日の沖縄行きの便を調べてみたらほとんど空席がありませんでした。
もしかすると旅行会社がまだ席を返す手続きをしていないのかも知れません。
ただし、ホテルの方は一気に空室が出てきました。
個人で手配していたものがキャンセルされたのでしょう。


また、このイベントには沖縄県や豊見城市も相当力を入れていて、かなりの予算を費やして準備をしていたようです。
何しろ、経済効果が数十億円とも言われているイベントです。
それがすべて泡と消えてしまい、主催側は今後、あらためて沖縄でのイベント開催を表明していました。

さらに限定的にこのチケットを取り扱うことになった特別スポンサーのコンビニ、ファミリーマートも相当の打撃を被ってしまったと思います。
今年は沖縄ファミリーマート創立30周年を盛大にアピールする行事の一つとして位置づけられていたイベントでしたから。


というのも今、沖縄では業界のトップであるセブンイレブンがいよいよ最後の空白地である沖縄に19年度にも上陸することが決まり、コンビニ御三家の三つどもえの激戦が想定されているからです。


話がちょっとそれますが、なぜこれまでセブンイレブンが沖縄に進出できなかったかというと、その地理的要因にあります。
日本のコンビニは精緻な流通システムで維持しているといっても過言ではありません。
その発展はどんな合理的な流通システムを構築するかにかかっているのです。

海外でコンビニに入っても袋入りのお菓子類やビンに入った飲み物がある程度で、日本のように弁当はもちろん、生ものがほとんどない理由もそこにあります。
日本と違い、毎日数回にわたってこまめに配送をするという流通システムを構築できないからなのです。


本土ではこれまでに店舗のない県に進出する場合、最初のうちは今ある他県の工場から県をまたいで配送し、ある程度の店舗ができたところでその県に工場を建設するのが一般的でした。
しかし、沖縄では本土から離れているためにそれができず、単独で工場や配送システムなどを構築する必要があるのですが、少しばかりの店舗を出店しただけでは採算が取れません。


このため、先発のファミリーマートとローソンはそれぞれリウボウ、サンエーという沖縄県流通業界の両雄と組む形で進出を果たしました。
この二社は小売り業として地元で大きな力を持っていましたから、コンビニ側の望むような形で協力することが可能だったのです。


しかし、最後発のセブンイレブンはもう組めるような力のある相手がいませんでした。
このため、自社の力で沖縄に工場や配送システムを作り上げるため、同社では異例の現地法人を設立し、速やかに300店もの大量出店を計画していると言われています。
こうした動きに対して先発組は大きな危機感を持っているのです。



今回の総選挙はそんな大人の事情も絡んだイベントだったのです。


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# by world-traveler | 2017-06-16 13:39 | その他 | Comments(0)

写真交換会があった頃

今日も写真についての話です。


先日、断捨離をして旅行の資料などを整理した時のことです。
地元の新聞社とテレビ局が企画した中国へのツアーに参加した時の資料が出てきました。

驚いたのはその中に全参加者の名簿が入っていたことです。
ご丁寧に自宅の住所と電話番号まで載っています。
さらに全員の名前が記載されたホテルの部屋の割当表もありました。

このツアーが実施されたのは2002年でしたが、当時はまだそんな「ゆとり」ある時代だったのでしょう。


昔の団体旅行といえば帰ってきた後で写真のやり取りをするためにツアーの参加者が集まり写真交換会を開くこともありました。
その時は各自が撮った写真の中に写っている人の数だけプリントをして持っていったものです。
私もトルコ旅行やモロッコ旅行の後で写真を持って東京まで行ったことがあります。


また、旅先で撮った相手の写真を送るために名前と住所を聞いておくことは必須でした。
当時はそれを拒否する人もいませんでした。
そんな縁で今でも年賀状のやり取りをしている人もいます。


翻って現代のツアーでは写真は自分のスマートフォンを渡して撮ってもらうのであえて名前や住所を教える必要もありません。
参加者の名前さえ正式には紹介されず、ガイドさんが呼んでいるのを聞いて知るくらいです。


前に一週間アフリカへ行った時でさえそんな感じでしたから、ホノルルの空港へ着けばすぐ別々の行動に移るハワイなどはまったく他の参加者と関わりなく終わってしまうのも当然の話です。

それだけ海外旅行が「普通」になったということなのでしょう。


【中国へのツアーでは記念植樹をしました】

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# by world-traveler | 2017-06-15 09:20 | 写真 | Comments(0)

カメラ屋の不振

東洋経済オンラインを見ていたら「カメラのキタムラ」が3月期の決算で19億円の赤字を計上したと書いてありました。
原因はデジタルカメラの販売不振や写真プリントの減少によるものだということです。


確かに最近、キタムラへ行くと携帯電話のコーナーは充実しているものの、肝心のカメラに関しては品揃えも少なく、展示しているコンパクトカメラなどは大型電気店よりも少ないのが現状です。
これでは「カメラの・・・」という枕詞が泣いてしまいます。


カメラが売れない理由ははっきりしていてスマートフォンなどに搭載されているカメラ機能がかなり向上し、あえてカメラを持ち歩かなくてもいいという理由が大きいのですが、私は違います。


例えば動きのあるものや夜の撮影などどうしてもデジタルカメラでないとうまくいかないものもあれば、普通に撮る時も自分が意図したように撮ろうとしてもスマートフォンでは美しく撮れるように自動で機能を働かせてしまうことが多々あります。
このため、旅行など初めから写真を撮ることがわかっている場合、私は必ずコンパクトのデジタルカメラを持っていきます。


また、以前は旅行に行くと必ず写真をプリントしてアルバムに整理をしていました。
多い時は一度に300枚もプリントしていました。
ところがある時を境にパッタリとプリントすることをやめてしまいました。
何百枚もプリントしているとかなりのお金がかかるからです。


その代わりデジタルデータの保存に力を入れるようになりました。
旅行から帰るとすぐにカメラからハードディスクに保存しさらにそれをDVDにも保存しておきます。
こうすることで間違いなく残すことができます。


よくスマートフォンに写真を入れていてある時に突然、開けなくなったり消えてしまったりしたという話を聞きます。
せっかく旅先で撮った写真を1枚も残せなかったとなれば悲しくなってしまいます。
面倒がらずにこまめに他の場所に保存しておくことが何よりです。


話をキタムラにに戻しますが、写真のあり方に大きな変化が出てきた以上、このままではどうにもなりません。
といってもこれから先、写真の技術がどんな形に発展していくのか私にはわかりません。
言えるのは10年単位で経営環境が大きく変わってしまうことに対処していくことの難しさということでしょうか。


【私のアルバムも2013年のイギリス旅行を最後に途絶えてしまいました】

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# by world-traveler | 2017-06-14 10:23 | 写真 | Comments(0)

今月に入り、カタールがUAEやサウジアラビアなどから国交断絶されたのを受け、カタール航空がピンチに陥っています。

カタール航空は日本にも乗り入れており、これまでヨーロッパなどへ安く行くためにカタール航空を利用していた旅のプロや安いツアーを組んできた旅行会社が今後の行方を心配しているのです。


国交断絶に至った経緯については私も深くは知りません。
ただ、中東の航空御三家であるエミレーツ航空、エティハド航空、そしてカタール航空の三者はこれまでアジアからヨーロッパやアフリカへの中継地として地の理を生かし、急速に勢力を拡大してきました。

特にUAEのエミレーツ航空などはあっという間に世界最大級の航空会社にまでのし上がっています。

日本などからみたらほとんど同じように見える地域に本拠地を置く三つの航空会社のうち、一番安く航空券を売っていたのがカタール航空でした。

ヨーロッパへ行く場合、乗り継ぎ便で時間はかかるものの、カタール航空に乗れば日本から一番安く行けると評判の航空会社でした。
料金の比較サイトで検索するといつも一番安いところへ出てくる航空会社です。
約5万円でヨーロッパへの往復チケットが出ていたこともありました。


そのカタールですがサウジアラビアにくっついている小さな半島にある国です。
これまでドーハから出発した飛行機はUAEやサウジアラビアの上空を通ってアジアやヨーロッパに向かっていたのですが、国交断絶により両国の上を通ることができず、飛行ルートに大きな変更を余儀なくされてしまったのです。

このため今はイランの上を通るルートに変更して運航しています。

そうしたことが今後どれだけ経営に影響を及ぼすのかわかりませんが、日本への乗り入れがこれからも続くのか気がかりです。


【以前就航していた関西空港で撮った写真です。日本便は到着や出発が夜なので滅多に撮れない航空会社です。】

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# by world-traveler | 2017-06-13 10:44 | 航空の話題 | Comments(0)

阿波踊り騒動

先日、テレビで徳島の代表的な夏祭り、阿波踊りがもしかしたら開催されなくなるかも知れないというショッキングなニュースが流れていました。

観客数135万人と言われる大きなイベントですが、それが開催されないとなると大事です。地域経済にも大きな影響が出てしまいます。

この問題は最初に週刊誌が提起したのですが、その原因は多額の赤字にあるのだそうです。
累積赤字が4億3千万円にも上るそうで補助金を出している県や市もこれ以上負担できないとしたため、開催問題にまで発展しているといいます。


もう一つの問題は観光協会とともに運営に携わる地元新聞社の不透明な運営方法で、観覧席チケット販売や事業の発注の仕方に問題があると言われています。

今回の騒動は阿波踊り実行委員会の内部紛争から表に出たようですが、ネットで調べると実行委員会として書かれている住所が市の観光協会と地元新聞社の二カ所になっています。
どんな役割分担をしているのか知りませんが確かにあまり見られないやり方です。

週刊誌で取り上げられてからは単なる赤字問題から運営をめぐるスキャンダルがらみになってしまいました。

こうなると県や市が祭りに交付している補助金が問題を解くカギになりそうです。
もし、交付した補助金の内容を精査されるのがイヤなら補助金を返上し自分達だけで資金を集めてやるしかありません。


全国から135万人もの観光客を呼び寄せるだけの力があるイベントですから、一刻も早く問題を解決してイメージダウンを招かないようにしなければなりません。
しかし根が深そうですからそう簡単に収束できるとも思えません。


ところで有名な夏祭りといえば、お隣の青森市で開かれているねぶた祭りも運営は赤字だそうです。
どうやら多くの人が集まるから潤っているんだろうということはないようです。
翻ってわが秋田市の竿燈祭りは大丈夫なんでしょうか。


【阿波踊りの写真はありません】

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# by world-traveler | 2017-06-12 09:50 | その他 | Comments(0)